~ 熱い日々を共に生き、皆立派に社会に巣立ちました! ~
トゥルースが閉校することを知った卒業生からも、温かい言葉をもらいました。トゥルース最初のロボットの生徒(後に「FC日吉」と名乗った4人:視線117回https://truth-shisen.blogspot.com/2017/04/117.html)からは、LINEでメッセージを送ってくれました。出会った当初は小学低~中学年くらいの子たちがもう30才台になり、結婚をしていたり、子供ができていたり、世界を飛び代わっていたり、研究に励んでいたり、立派になりました。
●帰る場所が一つ減った気がします。フィールドは変わりましたが、今でも世界各地で暴れ回ることのできる素地をつくっていただいた先生方、仲間たちには本当に感謝しています。
●Truthは今の活動の原点だと思っています。
●今でも初めて教室に行った時のことを鮮明に覚えています。今では当たり前のようにプログラミング教室が多く存在しますが、自分たちが小学生だった当時においては振り返ると最先端の教育を受けさせて貰っていたんだと思います。レゴで学んだ授業は、今の4人がものづくりで世の中に貢献してることの礎になったのは間違いないと思います。社会人となった今、より深く感謝しています。
また、卒業してから講師として後輩指導を行ってくれ社会人として活躍しているOBや、今年の4月に社会に巣立つOBからもメッセージをもらいました。
●教室閉鎖とのこと、突然のお話に驚くとともに36年間という長い間、常に新しい教育を行ってきた先生に改めて尊敬の念を抱いております。私は生徒としても講師としてもトゥルースに通い、多くのことを学びました。私の思考力や自己管理能力の大部分はトゥルースで身に付けられたものであり、もしトゥルースに通っていなければ、今の私にはなれていなかったです。長きにわたり、多くの生徒に貴重な学びを提供してきた先生のご尽力に深く敬意を表するとともに、私自身多くのことをトゥルースで学べたことに心より感謝申し上げます。
●私が生まれたのが1998年、トゥルースがSTEM教育を開始したのが2000年ということで、本当に良いタイミングで生まれ、良いタイミングでトゥルースに出会い、中島先生・池田先生をはじめとする良い師、良い仲間、そして良い教材に恵まれて、生徒としても講師としても楽しく過ごすことができました。高専進学をはじめ、その後の進路にも大きく影響を受け、トゥルースとの出会いが人生の最大の分岐点といっても過言でないです。
●12歳でトゥルースに入って、先生方や先輩、同期から沢山刺激を受けました。先輩のロボットを真似しながら取り組んだ最初のレスキュープライマリ、最高の先生方に教えて頂いたメイズの授業が懐かしく思い出されます。質問をすれば一緒に考えてくれる環境があったこと、成果を発表できる場があったことが、答えのない課題に対して学びながら取り組む姿勢を自然に身につけることができたと感じています。
●講師になってからは、生徒の時以上に学びが多かったように思います。特にメンターの業務では、自分がただ教えるだけのティーチャーにならず、生徒が自分で考えて取り組むのを助けるファシリテーターである事の大切さを痛感させられました。偉大な先輩方の後任は私には荷が重く、期待された働きをできたかは分かりません。ただ、トゥルースの教育の一端に携われたことは私の誇りです。
トゥルースと出会って、それが人生の方向性を決めるきっかけとなったという話を聞くと、教育の大切さ、その責任の重さを改めて感じます。一歩も逃げないで生徒と真正面から向き合うことを信条としてきました。時には、これでよかったのか?もっと違う方法があったのではないか?と悩み苦しむときもありました。今は、共に過ごした時間、そして、今過ごしている時間の大切さをかみしめて、トゥルースの揺るぎない理念を最後まで貫こうと思います。残り少ない日々となりましたが、よろしくお願いいたします。