~ 共励プレイパークができました! ~
NEST(ネスト)は、NPO法人科学術教育ネットワークの略です。NESTの運営母体は、私共Truth Academyと、Truth同様にレゴとロボットの教室を運営する「エルプレイス」(埼玉県)、八王子の共励こども園を母体とする「エレファントアリー」です。さらに東京都立産業技術高等専門学校(産技高専)の名誉教授や教授などの皆さんが参加して下って運営しております。前身は、2003年に結成したRISE科学教育研究会。当時六本木の貸し教室で上記3団体の生徒たちが集まってロボットサッカーの競技会を行い、学習の成果を発表したり、お互いの交流を通して学び合ったりしたところから始まりました。
NESTは現在、2003年~「自律型ロボット講座」、04年~「NESTロボコン」と09年~「ロボットの鉄人」合宿を行っていますが、コロナ禍以前は、8月に05年~「サイエンスキャンプ」や10年~「オーシャンプロジェクト」、ロボット教育指導者養成などの事業を行っていました。「サイエンスキャンプ」は、光センサーや温度センサーを搭載した機器をもって高尾山に各班別々のルートで登り、そのデータを分析したり、野外での実験データを解析したりするデータロギングの活動、ロボットを作ってシミュレーションを行う活動など、ICTを活用した科学活動三昧の2泊3日の合宿です。「オーシャンプロジェクト」は真鶴の海をフィールドとして、生物を採取して分類しデータにまとめたり、プランクトンを採取して観察したり、潮の満ち引きや風向風速のデータを採取して分析したり、シュノーケリングで海底の観察をしたりしました。
コロナ禍が明けたらまた休止していた活動を復活させたいと願っていたころ、今年5月共励こども園が「共励パーク」(https://www.kyorei.ed.jp/playpark.html)をオープンさせました。グラウンドやじゃぶじゃぶ池、ターザンワイヤーロープ、ハイジのブランコ
Go!Go!すべり台、丸太登り、ハンモック、レンジャーネットなど野外で思い切り遊べ、工作室もあり、管理棟はプレイルームとして子供には楽しい仕掛けもあって、室内遊びができます。「自然に触れる感動や、自然の危険性を体感しながら、自ら遊びを探し出したり、自発的に遊ぶ体験をする活動」を可能とする自然の遊び場を目指して作ったそうです。栗畑と裏山を買い取り、コロナ禍で生徒がなかなか来られない期間にこども園の職員が力を合わせて木の伐採から整地など開拓し、管理棟など一部の施設を除いて、じゃぶじゃぶ池やグラウンド、石垣、などの施設はすべて手作りで作ったとのこと。毎日が問題解決の連続だったそうです。その結果として出来上がったプレイパークは、共励こども園の教育哲学が込められた、素敵な施設になりました。
今後も草刈りや薪の処理などの手入れが常に必要となりますが、一方でこの施設をどのように活用していくかが課題となります。そこで、「サイエンスキャンプ」をこのプレイパークで行えないか?模索しているところです。「ロボットの鉄人」「NESTロボコン」「サイエンスキャンプ」は、ICTを活用とした教育実践事例の全国コンテストで、ICTを活用して21世紀の教育の在り方として求められている社会的教育主義を実現したことが評価され、「CEC奨励賞」を受賞しています。久しく21世紀の科学教育には「制御」と「データロギング」が必要と言われていますが、プログラミングによる「制御」は広く認知され普及されたものの、「データロギング」はまだまだといった状況です。最近では小型化し手に入れやすくなったデータロガー教材も出てきていますし、データロギング教育でも先駆的な存在であるNESTですので、共励プレイパークという新たな地で、さらに進化したデータロギングを中心とした「サイエンスキャンプ」が早々に復活できるよう、新たなカリキュラム開発にチャレンジしたいと思っております。楽しみにお待ちください。
NESTは現在、2003年~「自律型ロボット講座」、04年~「NESTロボコン」と09年~「ロボットの鉄人」合宿を行っていますが、コロナ禍以前は、8月に05年~「サイエンスキャンプ」や10年~「オーシャンプロジェクト」、ロボット教育指導者養成などの事業を行っていました。「サイエンスキャンプ」は、光センサーや温度センサーを搭載した機器をもって高尾山に各班別々のルートで登り、そのデータを分析したり、野外での実験データを解析したりするデータロギングの活動、ロボットを作ってシミュレーションを行う活動など、ICTを活用した科学活動三昧の2泊3日の合宿です。「オーシャンプロジェクト」は真鶴の海をフィールドとして、生物を採取して分類しデータにまとめたり、プランクトンを採取して観察したり、潮の満ち引きや風向風速のデータを採取して分析したり、シュノーケリングで海底の観察をしたりしました。
コロナ禍が明けたらまた休止していた活動を復活させたいと願っていたころ、今年5月共励こども園が「共励パーク」(https://www.kyorei.ed.jp/playpark.html)をオープンさせました。グラウンドやじゃぶじゃぶ池、ターザンワイヤーロープ、ハイジのブランコ
Go!Go!すべり台、丸太登り、ハンモック、レンジャーネットなど野外で思い切り遊べ、工作室もあり、管理棟はプレイルームとして子供には楽しい仕掛けもあって、室内遊びができます。「自然に触れる感動や、自然の危険性を体感しながら、自ら遊びを探し出したり、自発的に遊ぶ体験をする活動」を可能とする自然の遊び場を目指して作ったそうです。栗畑と裏山を買い取り、コロナ禍で生徒がなかなか来られない期間にこども園の職員が力を合わせて木の伐採から整地など開拓し、管理棟など一部の施設を除いて、じゃぶじゃぶ池やグラウンド、石垣、などの施設はすべて手作りで作ったとのこと。毎日が問題解決の連続だったそうです。その結果として出来上がったプレイパークは、共励こども園の教育哲学が込められた、素敵な施設になりました。
今後も草刈りや薪の処理などの手入れが常に必要となりますが、一方でこの施設をどのように活用していくかが課題となります。そこで、「サイエンスキャンプ」をこのプレイパークで行えないか?模索しているところです。「ロボットの鉄人」「NESTロボコン」「サイエンスキャンプ」は、ICTを活用とした教育実践事例の全国コンテストで、ICTを活用して21世紀の教育の在り方として求められている社会的教育主義を実現したことが評価され、「CEC奨励賞」を受賞しています。久しく21世紀の科学教育には「制御」と「データロギング」が必要と言われていますが、プログラミングによる「制御」は広く認知され普及されたものの、「データロギング」はまだまだといった状況です。最近では小型化し手に入れやすくなったデータロガー教材も出てきていますし、データロギング教育でも先駆的な存在であるNESTですので、共励プレイパークという新たな地で、さらに進化したデータロギングを中心とした「サイエンスキャンプ」が早々に復活できるよう、新たなカリキュラム開発にチャレンジしたいと思っております。楽しみにお待ちください。
トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳

共励プレイパーク

自然あふれる共励プレイパークに、NEST理事ら集結(5月)